一文字ヨットクラブからの航跡 https://www1.yachtrace.jp/sp510.html?folder=ORION&dataprefix=2109
2021年9月25日(土) 晴れ
平戸→ 博多漁港 約50マイル
予報では、ずっと真向かい、それもやや強い風になりそう
艇速を考え、私にとっては早めの6:00に出航
海上は向かい風ながら5〜6m、波もそれほど高くない
風向が良くなりジブセールを出そうとするも、1m程出したところで止まってしまった
シート類は異常無し、巻くことはできるけど出すことが出来ない
仕方なくメインセールのみで機帆走する
14:10 博多漁港の南側岸壁に着岸
今日の航跡です(スマホでヨットレース)
https://www1.yachtrace.jp/sp510.html?folder=ORION&dataprefix=2109&showdate=210925
しかし、風向は悪く西側岸壁に移動
モヤイを解き、岸壁を押してフネを離なす
ギヤを入れ・・・が,ギヤが入った気配がない???
回転を上げてもフネは静かなままで動かな
ペラが脱落したのか?
幸いフネは港内を漂うこと無く、風で再び岸壁に寄せられた
モヤイを結び直し、船内のシャフトを見るとギヤが入っているのに回転していない
バックに入れても、キャビン内のギヤレバーを使っても変化無し
ギヤリンケージのトラブル?
照明を当ててよく見ると、カップリングの下に数本のボルトが落ちている!
なんと、エンジン側とカップリングを連結する4本のボルトが全て抜け落ち連結が絶たれていた
ボルトとナットは拾ったが、スプリングワッシャーは何故か一つも見当たらない
アンカーハウス前田、衣浦マリーナ高木の手抜き作業か?
今回のクルージング出航前、業者にプロペラシャフトとカップリング交換を依頼しましたが、アンカーハウスと衣浦マリーナの高木のいい加減な作業でとんでもないことになった
しかも、エンジンマウントの調整を行ったというのに、外れたカップリングよりエンジン側は7ミリほど高く、マウント調整が狂っている
どうりで、いくらグランドパッキンに念入りにグリスを塗りセットしても漏水がひどいわけだ
適度な滴りになるまで締め付けると、手で触れないほど熱くなってしまう
クルージングに出てすぐに気付き、請負のアンカーハウスに電話するも要領を得ず
挙句の果てに、ステンレスのシャフトは減らないので大丈夫、と
グランドパッキンを緩くして漏水を多くして今まできましたが。。。。
あとで判りましたが、シャフトの異常発熱もカップリングの脱落もエンジンマウントの調整不良が原因だったのです
シャフト交換前は良好だったのに。。。お金を取られた上フネの具合を悪化させられました
それにしても、カップリングトラブルが航行中でなくて良かった
関門海峡だったら、間違いなく事故になっていたでしょう
とりあえず、ボルト取り付けするためソケットレンチが必要ですが、何故か必要な14ミリのソケットだけ無い!
地元の関Nさんに電話で事情を伝え、業者の紹介をお願いし、足りない工具の件も手配して頂きました
全国の港に顔が広い関Nさんには、日本海でも何度か助けられました
今回もありがとうございました
夕方には、同じヨットクラブのリンDさんが工具を持って港まできてくれ、何とかボルトは取り付けましたが、このままでは心配で帰れません
マウント調整とボルト取り付けを、関Nさんの紹介で新門司マリーナで行うことにしました
とりあえず、今回は自分でボルト留めし試運転も異常無し
あらためて係留場所を移動しました
リンDさん、ありがとうございました
片付けを終えた頃、地元で知人のヨットに乗っていりというNさんから、地元の人気店など教えて頂きました
さっそく教えられた「一魚一栄」いちぎょいちえ
へ行くも、もう閉店しましたと
まだ閉店時間まで一時間近くあるのに・・・
泊地の楽しみはトラブルで時間を取られ、疲れもあり早々にフネへ
明日は岩屋港へ向かう予定でしたが、天気がまだ大丈夫そうなので、博多漁港にもう一泊することにしました
日本ブログ村の、ブログランキングに参加中です。 応援クリックお願いします。
2021年9月25日(土) 晴れ
平戸→ 博多漁港 約50マイル
予報では、ずっと真向かい、それもやや強い風になりそう
艇速を考え、私にとっては早めの6:00に出航
海上は向かい風ながら5〜6m、波もそれほど高くない
風向が良くなりジブセールを出そうとするも、1m程出したところで止まってしまった
シート類は異常無し、巻くことはできるけど出すことが出来ない
仕方なくメインセールのみで機帆走する
14:10 博多漁港の南側岸壁に着岸
今日の航跡です(スマホでヨットレース)
https://www1.yachtrace.jp/sp510.html?folder=ORION&dataprefix=2109&showdate=210925
しかし、風向は悪く西側岸壁に移動
モヤイを解き、岸壁を押してフネを離なす
ギヤを入れ・・・が,ギヤが入った気配がない???
回転を上げてもフネは静かなままで動かな
ペラが脱落したのか?
幸いフネは港内を漂うこと無く、風で再び岸壁に寄せられた
モヤイを結び直し、船内のシャフトを見るとギヤが入っているのに回転していない
バックに入れても、キャビン内のギヤレバーを使っても変化無し
ギヤリンケージのトラブル?
照明を当ててよく見ると、カップリングの下に数本のボルトが落ちている!
なんと、エンジン側とカップリングを連結する4本のボルトが全て抜け落ち連結が絶たれていた
ボルトとナットは拾ったが、スプリングワッシャーは何故か一つも見当たらない
アンカーハウス前田、衣浦マリーナ高木の手抜き作業か?
今回のクルージング出航前、業者にプロペラシャフトとカップリング交換を依頼しましたが、アンカーハウスと衣浦マリーナの高木のいい加減な作業でとんでもないことになった
しかも、エンジンマウントの調整を行ったというのに、外れたカップリングよりエンジン側は7ミリほど高く、マウント調整が狂っている
どうりで、いくらグランドパッキンに念入りにグリスを塗りセットしても漏水がひどいわけだ
適度な滴りになるまで締め付けると、手で触れないほど熱くなってしまう
クルージングに出てすぐに気付き、請負のアンカーハウスに電話するも要領を得ず
挙句の果てに、ステンレスのシャフトは減らないので大丈夫、と
グランドパッキンを緩くして漏水を多くして今まできましたが。。。。
あとで判りましたが、シャフトの異常発熱もカップリングの脱落もエンジンマウントの調整不良が原因だったのです
シャフト交換前は良好だったのに。。。お金を取られた上フネの具合を悪化させられました
それにしても、カップリングトラブルが航行中でなくて良かった
関門海峡だったら、間違いなく事故になっていたでしょう
とりあえず、ボルト取り付けするためソケットレンチが必要ですが、何故か必要な14ミリのソケットだけ無い!
地元の関Nさんに電話で事情を伝え、業者の紹介をお願いし、足りない工具の件も手配して頂きました
全国の港に顔が広い関Nさんには、日本海でも何度か助けられました
今回もありがとうございました
夕方には、同じヨットクラブのリンDさんが工具を持って港まできてくれ、何とかボルトは取り付けましたが、このままでは心配で帰れません
マウント調整とボルト取り付けを、関Nさんの紹介で新門司マリーナで行うことにしました
とりあえず、今回は自分でボルト留めし試運転も異常無し
あらためて係留場所を移動しました
リンDさん、ありがとうございました
片付けを終えた頃、地元で知人のヨットに乗っていりというNさんから、地元の人気店など教えて頂きました
さっそく教えられた「一魚一栄」いちぎょいちえ
へ行くも、もう閉店しましたと
まだ閉店時間まで一時間近くあるのに・・・
泊地の楽しみはトラブルで時間を取られ、疲れもあり早々にフネへ
明日は岩屋港へ向かう予定でしたが、天気がまだ大丈夫そうなので、博多漁港にもう一泊することにしました
日本ブログ村の、ブログランキングに参加中です。 応援クリックお願いします。
コメント
コメント一覧 (18)
プロならそんな言い訳は通用しませんね
でもパニクりましたよ
私も銚子のハーバーで出航しようとしていたところ、突然バックに入らない無理やり入れようとしたところワイヤーが折れる。あまり出航していないんで、塩咬んで固着していたらしい。遊びに来ていた知人が機械屋さん。彼がエンジンルームに潜って直接操作、桟橋に戻る事できました。
その時風に吹き寄せられたのを思い出し、ぞっとしました。(運よく、風弱くて良かった)エンジン載せ替えた時SDにしたのも、オリオンのような故障あるかも知れないと考えての事でした。(軸が真っすぐにならない。これ構造上難しいんですよね)
それにしてもやばかったですね。軸摩耗して無ければ良いですが・・・・・・。
本船の多い港内や関門海峡だったらと思うとゾッとします
SDなら今回のようなことは心配ないですね
軸が真っすぐにならない、よく見かけるゴムの緩衝材が必要なのですね
オリオンも以前は付いてましたが、その効果を知らなかったので今回のものには付いていません
軸は多少摩耗しているでしょう
黒い汚れがそうだと思います
今年、ウェザートップも10年ぶりの機関の重点整備をしました。まだまだ使用できます。また過日は友人のいる碧南ヨットハーバーに整備で伺いました。航海の安全を祈っています。
整備姿勢に疑問、今回は作業員の性格がルーズなので作業も心配していましたが、心配が現実となりました
帰港したらヤンマーで再整備するつもりでしたが、母港までもちませんでした
10月末前には帰港します
また碧南ヨットハーバーへお越し下さい
幸い地元ヨットクラブの方から新門司マリーナの整備責任者を紹介頂き、明後日火曜日に入港し上架修理する段取りをとってくれました
台風接近のこともあり、ちょうど良かったです
応急処置もできてよかったです。
すばらしいヨット仲間に拍手です。
急な頼みにもかかわらず、助けてくれたヨット仲間
自分も、こうあろうと思います
自動車の整備士資格と異なり、教育体系がないからでしょうね。
オーナーの皆さん、嘆いてらっしゃいます。
鉄工所の方が漁船でミスが許されない為に、意外とスキルが伝承されていたり
します。
整備士資格など必要ですね
沖縄でもアクセルワイヤーの調整を頼んだら、何回転まで回るようにしたいですか?と聞かれたことがありました
アクセル全開できる状態が当たり前なのに
車の整備しているところも良さそう
重要な場所ですので、特別な回り止めが要求される箇所です。
でもよかった事故に至らなくて。
スプリングワッシャーは見当たらないし
7の刻印のあるボルトですが、規定トルクは守ってないでしょう
手が入りにくい場所ですが、適切な工具を用意するのが面倒だったのでしょう
フネの故障は仕方ありませんが、いい加減な作業でトラブルは許すことはできません
皆様が投稿されますように。マリーナーの整備姿勢、艤装関係の技術はどうなっているのか疑問を感じますね。私も最近ある船でエンジン始動して、数秒で停止してしまうという事態がありました。燃料系統の空気混入を疑い加圧テストの実施。燃料噴射弁の分解整備。圧縮圧力の測定、タペットクリアランスの調整、その他・・・・・行いました。治らず原点に立ち返りエンジン本体から視点を移して、ミキシングエルボ以後の排気管系の長さ、高さ、ウォーターロックのサイズなどすべて調査し、検討しました。すると始動時の燃焼ガス量は少ないためウォーターロック内の海水が十分排出されないでも排気ガスの排気つまりで、始動して直ちにスロットルを高めて燃料噴射量を上げれば始動後の継続運転が続くわけです。軽油1キログラムの燃焼排ガス量の計算、アイドリング時の湿り排ガス量の計算と排気管系の容量計算・・・その他、結果はウォーターロックの設置位置と高さなどが不適切・・・・・・マリーナーの整備士の質疑ってしまいしました。おかげでエンジンは治りましたが営業第一ではなく整備士としての(敢えて機関士とは言わない)資質を時に疑問を抱きます。優秀な整備士の方には失礼な表現でお許しいただきまして、命を託す海洋に出ることの重要性を認識してほしいですね。業界の質的向上を期待しますね、失礼しました。
行政が修理業者に一定の資格を義務付けない限り同じような事態を繰り返しますね