2018年4月8日

今年の小笠原クルーズ用で検査に出していたライフラフトを取りに、ナゴヤマリンラフトへ行ってきました

検査切れのまま長い間埃を被っていましたが、ようやく日の目をみることになる

備品不足などあり、今回の検査では14万ほどかかりましたが、次回からは9万くらいで済みそうです

これで3年は大丈夫

短期の回航なら良いのですが、クルージングを楽しむとなると自前で持つ方が便利ですし、2〜3ヶ月のレンタルでは高くつきます

ラフトは立ち会うことで内部の確認をしました

検査後は封印されてしまうので、このときしか見られません

実際に使い方も禄に判ってないので、中に入っているものもくらいよく見ておきたいのです

イザ!というときにマゴついたり、ラフトの展開に失敗したら大変です

実際、エオラス号の辛坊さんは危うく流出しかけているし、ラフトに搭載されている救命用品を丸ごと失った遭難者もいます

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面倒なお願いにもかかわらず、内部の搭載品を広げ一つ一つ丁寧に説明していただきました

小さな梱包の中には思っていた以上に色々なサバイバル品が詰め込まれてます

浮き輪、ナイフ、あかくみ、スポンジ、シーアンカー,かい(2本)、修理用具、笛、
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救難食料(定員分)、飲料水(定員分)、コップ、応急医療具、
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ふいご(エアー充填用)、救命信号、電気灯、信号用手鏡、

火せん、信号紅炎、保温シート、発煙浮信号、レーダー反射器、海面着色剤など

一つ一つに命を託すと思えば、何一つおろそかに出来ません

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このロープの端をフネに縛り付けた状態でコンテナごと海へ投下すると、ロープが空気ボンベを開きラフトが自動膨張します

ボンベではなくコンプレッサーで膨らませたラフト、思ったより小さく頼りない
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ラフトの真ん中に柱を立てテントのようにしますが、荒れた海上では容易ではないでしょう、6人用なら気室で屋根型になるようです

古いラフトですが、それでも状態はかなり良好とのことで安心しました

実際の使用方法など丁寧に教えていただき、中を全て見られたことでモヤモヤしていたものもスッキリしました
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衛星携帯を購入に続く
http://orionhyodo.blog.jp/archives/51945993.html


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