朝晩はグッと冷え込み、キャビンにもそろそろ暖房器具の準備を考える季節になってきました

ついこの間までの沖縄クルーズがウソのよう
自宅に帰ってからは、時間の過ぎるのがやけに早く感じるようです

(6月は、クルーズに備えてスターンを改造、接近中の台風消滅を確認して7月20出航)

6月クルーズ用改造


(7月28日は宇佐港で下元さんと1年ぶりの嬉しい再会)

7月28宇佐港


それにしても帰宅してからというもの、日を追うごとに沖縄クルーズの楽しかった思い出が次々蘇り、またすぐにでもオリオンで出航したくなります

禁断症状が出るには少々早いのですが、去年より更にヨット旅の深みにはまりつつあるのかも・・・

(7月31日門川港から奄美へ2泊3日のオーバーナイト)

7月31門川−奄美


それだけ今回の沖縄クルーズは、天候にも良い出会いにも恵まれた素晴らしいクルージングでした

少し残念だったのはクルージングの大半がシングルで、旅の途中に味わう楽しみや感動を分かち合う仲間がいなかったこと

はるばる海を越え上陸したときの喜びも、居酒屋での一杯も一人ではどうもイマイチです

それでも一人旅は、いろいろな人と出会う機会が多く得られ、思い出深い旅となることが多い

これは、数名の旅に無い一人旅の良さです

今回もいろいろな出会いに恵まれ、旅の良い思い出を刻むことが出来ました

航海計画を立てるときは3カ月間シングルを覚悟してましたが、幸いにも沖縄から種子島まではヨット仲間の彦坂さんが航海に参加してくれました

このときは旅の楽しさやが増える一方で不安は逆に減るなど、やはりお仲間と一緒にいると楽しさは倍加しますね

(8月3日奄美から宜野湾マリーナへ1泊2日の航海)

8月3奄美−宜野湾M

その沖縄クルーズを振り返りつつ航程や費用その他を簡単にまとめてみました


計画ではホームポート愛知県碧南市から和歌山県、田辺まで沿岸を通り、

紀伊水道から四国の甲浦へ渡り、太平洋側の四国沿岸から九州本島の太平洋側を通り、種子島から各島を点々と南下

8月13日前後には飛行機でやって来る家族と沖縄で合流する予定でした

当初は出航から沖縄到着までに20日間ほど要すると考えていましたが、台風で出港を延期したり、出航直後に消滅したはずの台風が復活したりで日程に余裕が無くなってきました

ということで、途中から1日の航行距離を60マイル前後と伸ばすことに

ところが九州宮崎県辺りで台風の接近により、周辺の港等に避泊する必要に迫られました

しかし、台風接近の3〜4日前には避港しておきたい

そうなると台風が収まってから沖縄へ向かっても家族との合流に間に合わない

ならばと天候が安定している今、門川港から奄美大島へ直行し、燃料補給と一泊の休憩を入れたのち沖縄宜野湾マリーナへ直行することにしました



これにより予定していた泊地、油津、種子島、屋久島、口之島、悪石島、宝島、奄美大島古仁屋、徳之島、沖永良部島、与論島、伊江島を2オーバーナイト+1オーバーナイトで素通りすることに
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これらの島々は帰路にゆっくり巡れば良いのです

その結果、7月20日出航と時期的に遅い出航でしたが愛知県から16日目の8月4日に無事沖縄の宜野湾マリーナに到着できました
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大きなトラブルも無く天候にも恵まれて、当初の予定よ11日い早い到着となり、宜野湾マリーナで台風避泊、家族との合流にも間に合い上出来の往路となりました
1往路

往路
 7月20日発→三重県尾鷲港 78、7マイル
 21和歌山県勝浦港 39、2マイル
 22出航するも荒天予報、勝浦港へ戻る 4,6マイル
 23三重県賀田(勝浦で台風避泊するも地元漁船に追われ賀田へバック) −32,3マイル
 24和歌山県太地港 31,1マイル
 25和歌山県田辺ヨットハーバー 51,8マイル
 26四国高知県甲浦港 56,4マイル
 27甲浦 荒天ではないが室戸岬の波が高そうなので滞在
 28高知県宇佐港 60,6マイル
 29土佐清水港 58,6マイル
 30宮崎県門川港 73,3マイル
 31海上(鹿児島沖)
 8月1日海上
 2奄美大島名瀬港で給油 1泊 283,5マイル
 3海上
 4沖縄宜野湾マリーナ 到着 175マイル


(8月5日 到着した宜野湾マリーナでは、みなさんが温かく迎えてくれました)

8月5宜野湾マリーナ


(8月10日宜野湾マリーナにフネを置く金城さんのドゥーシー(ラグーン38)で行った慶良間クルーズ、なかでも座間味の錨泊は忘れられない)
8月10慶良間


(8月11日 停泊中のオリオンから、毎日美しい夕陽を眺めた宜野湾マリーナ)
8月11宜野湾マリーナ

(8月20日 エンドレスサマーで渡辺さんと痛飲、美味い酒でした)
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(8月24日 石垣で最大瞬間風速71m/sを記録した台風15号を宜野湾マリーナで向えるも、少しそれたこともあって無事耐えることができた)

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宜野湾マリーナに8月4日〜27日まで滞在






(8月28日 ずっといたかった宜野湾マリーナ、お世話になったお仲間からお見送りを受け出航、ここからは彦坂さんとダブルハンドです)
8月28宜野湾マリーナ


沖縄からの帰路、座間味(写真左下)へ立ち寄ってから北上しました
帰路3



(帰路9月6日 まさに秘境の島、悪石島)

9月6悪石島



(帰路9月8日楽しい屋久島)
9月8屋久島

帰路4




(帰路10月8日 遠方から下元さんが来てくれ感激 多度津港)
10月8多度津




(帰路10月6日 今年も横田さんと再会でき嬉しい 亀岡港)
10月6亀岡港




(帰路10月12日フェニックスさんと初めてお会いできた洲本港)
10月12洲本港


(10月17日帰港、大きなトラブルもなく頑張ってくれたオリオン)
10月17帰港

帰路5




帰路
 8月28日出航 座間味港 29マイル
 29伊江島 46マイル
 30与論島茶花港 41マイル
 31沖永良部島知名港 20マイル
 9月1日徳之島亀徳港 47マイル
 2 奄美大島古仁屋港 34マイル
 3 ” 荒天滞在
 4 トカラ列島宝島 71マイル
 5 悪石島 28マイル
 6 ” 荒天滞在
 7 屋久島宮之浦港 94マイル
 〜10  ” 観光滞在
 11 種子島西之表港 30マイル
 12 山川港 47マイル
 13 指宿港 3マイル
 14 枕崎港 36マイル
 15 野間池港  24マイル
 16 中甑港 31マイル
 17 甑島里港 10マイル
 18 牛深港 27マイル
 19 天草崎津港 26マイル
 20 野母港 33マイル
 21 五島列島福江港 48マイル
 22. ハウステンボス 60マイル
 23   ”観光滞在
 24 平戸港 30マイル
 〜28 滞在
 29 呼子港 24マイル
 30 福岡市ヨットハーバー 27マイル
 10月1日   ” 荒天滞在
 2 岩屋港 36マイル
 3 旧門司港 20マイル
 4 姫島港 42マイル
 5 安下庄港 47マイル
 6 亀岡港 51マイル
 7 弓削港 26マイル
 8 多度津港 31マイル
 9 直島宮之浦港 18マイル
 10 木場ヨットハーバー 45マイル
 11   ” 観光滞在
 12 洲本港 40マイル
 13 綱不知 54マイル
 14 勝浦港 54マイル
 15 九木港 35マイル
 16 安乗港 47マイル
 17 碧南ヨットハーバー帰港 36マイル


沖縄クルーズに要した日数、91日間 (往路16日間・滞在24日間・帰路51日間)
     ”    距離2,393,1マイル  (往路945,1マイル 帰路1,448マイル)
     ”    燃料851リッター  (往路387リッター・帰路464リッター)
     ”    費用556,903円  (往路117,658円 沖縄滞在中148,021円 帰路291,224円)



沖縄クルーズに要した費用の主な内訳
 外 食 費     109,930円 (一日当り1,208円)
 食品購入      100,191円 (   ” 1,101円)
 燃 料 費     84,763円
 レンタカー・観光   72,276円
 係 留 費      55,239円 
 土    産     50,658円
 修理・整備      42,034円
 そ の 他      41,812円

但し、レンタカー・観光(交通費・入場料など) その他(宿泊3回、入湯費、雑貨など)

滞在中も含め1日当りの費用は、約6,120円でした


 2015沖縄クルーズ記は、こちら
http://orionhyodo.blog.jp/archives/cat_10040162.html


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