10月16日(,金) 晴れ 帰路50日目 
三重県 九木浦→三重県 安乗港

6:30 九木を出港


やや波がありますが、北寄り12ノットの風と穏やかです

機帆走で予定通り、布施田の和具港へ向かいます

9:00 波は波長の大きなウネリとなって、滑らかに波の上に乗って進む

風も良く、帆走に切替えて6〜7ノットと快調

11:00 布施田水道も近付いたころ
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もしや、と思い居酒屋の加奈へ電話すると

何と、結婚式があり、今日明日は休業とのこと

う〜ん残念・・・時間もまだ早いので、穏やかなうちに大王崎を越えてしまおう
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ということで、今日の泊地は久々の安乗港と決定




11:30 無線機に保安庁から東海海域の強風警報

東海西部は24時間以内に30ノットと

まず、心配は無いけどエンジン2500回転、機帆走で先を急ぐことに、
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布施田水道を抜け、沖に伸びた定置網をかわすと風は真上り

大王崎は波もなく通過
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波切を過ぎた辺りから毎度の逆潮で速度が出ない
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念のために、安乗の浦良丸のUさんに係留場所の確認で連絡

「明日も明後日も漁は休みやで、どこでもいいヨー」と久しぶりに元気な声を聞く

的矢湾に入り、ロープ、フェンダーなど係留準備

14:30 安乗港の市場横の浮き桟橋外側へ到着
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九木浦から安乗まで、47マイルでした
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沖縄で買ったお菓子を持って、作業小屋へ行くとUさんと一緒にいたのは・・・ノブさんだ!
http://blog.livedoor.jp/orionhyodo/archives/50851436.html
オリーブの河村さん、ノブさんが死んだらしいと言ってましたが、ちゃんと生きてましたよ!

その話をすると、携帯を海に落として番号が変わったそうで

携帯が繋がらんヨーになったでナ〜・・・と

なるほどね、連絡が取れなくなって死んだことになったらしい

漁は今、河豚の時期だそうで、フネのイケスには立派なトラフグが泳いでます

その中から2匹タモですくうと、あっという間に、さばいて袋へ

こんな高級食材、貰っていいの?
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ついでに、これも持って行けと大きなカレイも
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高価な商売物を頂き、有り難いやら恐縮するやら
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居酒屋の宝彩は、休んでいることが多いらしく、今日も休み

自炊のため水をもらいに、ペットボトルを持て市場へ

カマスをさばいている漁師の奥さんに、水道を拝借しますと、挨拶

二言三言話すうちに、カマスを持って行けと
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お返しにと、沖縄の黒糖ピーナツを持ってゆくと、今度はアジを持って行けと

これじゃきりがないし、とても食べ切れない

有り難くお断りし、ご飯の準備

ご飯が炊けるまで、暫く散策しているとノブさんが軽トラでやってきた

わざわざ、三重の珍味「鯖の塩辛」とカツオの塩辛を持って、留守のフネを訪ねてくれたとのこと
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わずかなお菓子なのに沢山のお返し、申し訳ないやら有り難いやら

軽トラでフネまで送って頂くと、それではと帰っていかれた

しまった、お茶を出せばよかった・・・

夕食はフネで自炊、おかずはカレイの刺身と煮漬け
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久しぶりで訪れた安乗漁港ですが、みな優しくて本当に良いところ

明日は雨もほとんど無いようで、風も真上りですが、ほどほど

ということで、とうとう沖縄クルーズの終点

ホームポート碧南ヨットハーバーを目指します


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