10月7日(水) 晴れ 帰41日目   愛媛県今治市、亀岡港→同県 弓削(ゆげ)海の駅

昨夜は横田さんに、すっかりお世話になり久々に布団で安眠できました

今治のタオルまで頂いてしまい、ありがとうございました

フネで支度をし、デッキに出るとミカンが置いてある
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昨日の漁師さんが来てくれたのか、気付かずに申し訳ないことをしました

遠方で、このような心遣いは有り難い

ありがとう、遠慮なく頂きます


6:30 亀岡港を出港

波も無く穏やかな天候で気持ち良い
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今日の泊地は弓削島

予定ルートは2案、伯方島−大三島間の鼻栗瀬戸を通過するルート

もうひとつは伯方島−大島間の宮之窪瀬戸のルート

AISを見ると鼻栗瀬戸は本船が多いので、宮之窪瀬戸を通ることに

宮之窪は鵜島から双手に別れ、船折瀬戸と荒神(こうじん)瀬戸の2ルートがある

どちらを通るか迷ったが、全体に航路の広い荒神瀬戸を通ることにした



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逆潮気味でもあるので、狭い部分の距離が短い荒神瀬戸のほうが逆潮の時間が少なく済みそうです

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しかし、荒神瀬戸の能島周辺は最大潮流10ノットと観光案内に記され、暗礁もあるので油断は禁物です

真中が伯方島、その下の小さい島が鵜島、左から右へ抜けて行きます(画面赤線)
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瀬戸の狭部に近付くと速度は5ノット弱から4ノット弱に落ちる

複雑な潮にフネが左右に持って行かれるため、2000回転から2,500回転に上げて安定させる

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和田 竜の小説「村上海賊の娘」の主人公が根城にした能島と大島の間を抜ける

逆潮がどれほどのものか少し心配でしたが、最狭部で機走2500回転、速度4、5ノット程度で無事通過

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10:00 弓削島の役場へ桟橋利用の連絡

一昨年来た時は、日曜日で桟橋はジェットとモータークルーザーで埋まり上陸でなかった

平日なので、今回はOK

12:15 到着 愛媛県亀岡港から愛媛県弓削海の駅まで26マイルでした
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給油したいので、陸地寄りの大きい桟橋へ仮係留
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役所へ聞くと、夜には連絡船が着くので、それまでに移動すればOKと

目の前のスタンドへ行くと、配達できる曜日が決まっており次は明後日とのこと

左へ50mほどのJAのスタンドは配達OK、しかもリッター5円くらい安い

144L給油し、すぐ続きの海の駅の桟橋へ
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目前の役所へ行き桟橋利用の手続き

一日係留トン当たり1円と安い、5円支払う

ここの役所はとても親切で気持ち良い応対です

いつもは観光案内へ行って入手する、観光マップやグルメマップなどクリアファイルに入れ渡してくれました
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空き缶(穴空けしたカセットボンベもOK)、ビン、可燃ごみは役所の裏

いつでも捨てられるのは有り難い

但し可燃ごみは指定袋が必要です、レジ袋のゴミなら小さい指定袋(20円)に入ります

トイレも勿論シャワートイレが24j時間OK

桟橋には陸電給水のポストが設置されて、ハーバー並みです

ここ数日間は潮を浴びては乾き、どこもかしこもザラザラ、ベタベタ

デッキで動くと服も手も塩だらけ、キャビンに潮を持ち込まなないようフネを水洗いします

給水のキーをもらい(水使用100円)オリオンを水洗い

どこを触ってもサラッと気持ち良くなった

係留環境の他にも、スーパーも飲食店も近くにあり、島々など観光もあり

なるほど、弓削島の評判が良い訳です

それと気になっていた、傷み始めたジブセールをリペアテープで応急処置
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夕方、自転車で20分ほどの温泉施設フェスパへ(600円)
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地元の高校でしょうか、ディンギーの練習してました
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インランド・シーリゾート・フェスパ
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ここは600円で入浴できる施設としては最高ランクかと
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夕方でも浴場はとても静か、流れるジャズのBGMにリラックスして湯につかります
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露天風呂もなかなか
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夕陽が見えれば言うこと無しですが、方向が少しずれていて残念
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浴場入口にはコインランドリー(300円)もあるので、風呂から上がれば洗濯済みです
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フネに戻り、観光案内に載っていた居酒屋「ととや」へ
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良い酒が飲めるかと期待して行くと、  え〜・・・・何と臨時休業!

仕方なく自転車で辺りを回りましたが、まるで深夜のようにどこも真っ暗・・・

まるで、呼子の再現・・・

フネへ戻り、冷蔵庫の冷ご飯を炒め、餃子とビール

それでも、気分の良い弓削の一日でした


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