2014年11月22日(土)
強い北風で出られない日も増えてきたこの頃ですが、今回の三連休は穏やかな晴天と絶好のクルーズ日和、これは何をおいても出なければ・・・

と、いうことで急遽決まったクルージング、打ち合わせは出港前夜と当日朝というバタバタでしたが、8:30玉城さん、Kさん、私の三人は打合せ通り碧南ヨットハーバーに集合

例によって北風で近くの砕石プラントから飛んできてはデッキをザラザラにする細砂を洗い流し

9:00ハーバーを出航

フネを出すと海上は、カラリと晴れ上がった青空+柔らかな風。。。。

夏いらい久々に強く感じる陽射しに気分もウキウキ〜
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セールを上げ、ビールをグビグビやりつつ・・・さあて、どこへ行こうか・・・なんてね
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当初は毎年この時期に行っている「神社港+お伊勢さん+おいで横丁で一杯」コースを目論んでましたが、三連休なのは私だけなので日程的にも無理

ということで、以前に入港直前に浅そうな港内に恐れをなし退却した石鏡港へ再び挑戦!(少々大袈裟ですけど)

一度は入港を諦めた石鏡港ですが、あのあと石鏡港に係留したことがあるというクラブの先輩の話を聞き、機会があればもう一度、と考えていたのです

4〜5mほどの北風を背に受け、機帆走6ktをキープ 

こんな日にジブセールを使えないのは残念ですが、エンジン音や振動が少ないので機走でも結構快適なナウティ、あまり文句を言ってはいけません

この時期としては暖かい海上で、昼食のオニギリや賞味期限切れのカップ麺で昼食
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楽しかった今年の屋久島クルーズの話や来年のロングクルーズのこと、海難の話など次々と尽きない・・・、

グビグビやりながら海上でとりとめない会話
いつものことだけどこれがスゴク楽しい

途中はるか遠くにヨットが見える度に、あのヨットは遠州灘を越えて大王に向かって・・いや三河湾から出たヨットだ・・いやいやこちらへ入って来る奴だ、

などと当のヨットの知らぬところでなど、てんでに勝手に他愛の無いストーリーを展開したり・・・

そのあいだにもオリオンは着実に海路を進み

14:30いよいよ石鏡港へ入港

港入口から見る漁港内は、見るからに浅い水色に見え何とも危ない感じ・・・

港に入ると3m前後とやはり浅い

港内で魚網を繕っている漁師さんに玉城さんとKさんが大声で、係留可能な場所を尋ねる

漁師さんも大声で、(伊勢エビ網の置かれている)この岸壁に止めろ!と教えてくれる

すでに始まっている伊勢エビ漁の時期にここへ一晩の係留は無理じゃないの〜??

でも、他に係留余地も無さそうなのでオリオンを岸壁に向かい、座礁に備えデッドスローで岸壁に近付く

幸い何事も無く横付けできた
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でも、下を見ると海底がしっかり見える・・・

水深計は2,5mを指しており、まだこれから潮位を下げるので、やはりここには停泊はできない
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フネから降りて、港内をぐるりと歩いて見たがどこも同じような水深

クラブの先輩に聞いた話では、かなり以前に停泊した様子なので長い年月で浅くなってしまったのだろうか

僅か30分ほどの上陸でしたが、舫いを解き石鏡港を後に

次は、相差港(おうさつ港)へ向かうことに
相差港

こちらも以前、同じメンバーで訪れるも係留場所を見つけられず、諦めたところ

今度こそはと、再度の挑戦(大袈裟ですけど)

港前にビッシリ張られた定置網を回り込み、2時間ほどで相差港前へ到着
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先回は、漁港に近付いた途端、ボートレース状態の漁船団が飛び出して来て、咄嗟にテトラの影へ逃げ込みました

また、漁船団が飛び出して来やしないかと恐る恐る入港すると、とても長閑な相差港で一安心

今度は漁師さんの姿もちらほらあり、先ずは奥の船溜まりにある市場前の岸壁へ仮横付け

上陸し、小舟で作業している人に聞くと「私は地元じゃ無いので」とNG

市場の方へ戻りかけると、市場前に立つ玉城さんが両手でOKサイン

毎度のことながら係留場所確保では玉城さんにいつも頼ってしまいます

聞くと、やはり以前係留しようとした左側の岸壁で、水深も十分とのこと

早速、舫いを解き向かうと幸いにも釣人は少ない

勘盛丸という漁船の後ろへ無事横付け完了、水深も3,5mと十分で岸壁の高さも2段になっており容易に上陸でき、しかも港から出入りするフネの引き波も入らず、安心して係留できる良い場所です
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さっそく、3人で相差の探策、先ずは風呂と居酒屋、それに名所旧跡等見所など・・・これは初めて上陸する漁港での楽しみなのです

食べ処は旅ガイドより、地元の人に聞くのが一番!

ということで、上陸すると地元漁師さんに係留の挨拶と一緒に、美味い店を教えてもらうことはオリオンのお約束

そんなことは百も承知と早くも玉城さんとKさん、近くにいた漁師さんに聞いている

何とこの漁師さんは網元で「おきなグループ」という事業を手広く展開する会長さん?のようで、風呂は家でやっている「網元旅館 浜伝」を紹介して頂いた

とりあえず、浜伝へ向かおうと漁港を歩いていると、岸壁で釣りをしている夫婦らしき高齢者が、やけにこちらを見ている

通りすぎようとすると、「兵藤さん!」と声がかかり誰だろうと思って見ると、「Tです!」と・・・一瞬どこかで会った人?と思いましたが、何と自宅お隣のTさん御夫婦でした

迂闊にも、あまりの意外な出会いに、一呼吸置いてお隣さんと気付く始末です

まさか初めて訪れた相差港で、それもオリオンのすぐ近くで、お隣のTさん御夫婦が釣りをしていようとは、偶然の出会いに驚きました

普段あまり会話をしなかったお隣さんと、遠い漁港で偶然出会って今までになく互いの話が進む・・・何とも不思議な感覚でしたが、お隣さんが海が好きだということを知り気持ちが通じ合えた気がします

この日を境にTさんご家族とは、色々話をするようになりました

そんな、驚きの相差港でしたが、歩いて見るとここの集落は旅館やホテル民宿がとても多く、温泉と地魚料理で売っていた土地という感じが伝わってきます

とりあえず、浜伝へ行くと想像してたより大きなホテルでしたが、両開きの大きな自動ドアは重たい手動ドアになってたりと、最盛期をかなり経たホテルのようです
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迎えてくれたのは、何とつい先ほど漁港で作業をしていた漁師の親父さん、先回りして待っていてくれました

建物は少々古びてましたが、タオル付きで500円の風呂は清潔で広く、充分堪能できました
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風呂上りロビーでTVを見ながらくつろいでいると、わざわざお茶を持ってきてくれるなど、気持ちのこもった対応に、ここの食事もかなり期待できるのでは・・と感じ、それとなく聞いてみましたが予約もなしに、いきなりでは難しいようです

浜伝をあとにし、地元客の集まる居酒屋「仁海」へ

道を間違えながらたどり着いた仁海は営業時間前でしたが、快く迎い入れてくれました

さあて、何を食わしてくれるかナ
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まずはお約束、生ビールで乾杯!!
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メニューには魚も肉も
客の多くは地元客で、魚系は何時でも食べられるせいか肉系メニューも良く出てました

とりあえず、サワラの刺身とたたき、アオリイカ等刺身(こちらは関西風にオツクリと呼んでました)

なかでもアコヤ貝(真珠貝)の貝柱は馬鹿ウマ! これはお勧め
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やってるうちに次々と客が入り満席に

みな地元の人ばかりで、トイレに立ったついでにカウンターを覗くと何やら美味そうなモノを食っている客がおり、女将さんにこれ(ホルモンでした)は何?と聞いているうちにカウンターの客と話も弾む

聞くとカウンターに並んだ5〜6人の皆さんは漁師では無いけど仕事を持ちながら、フネを持ち海を楽しんでいるのだとか

土木業「KOSAKI」を自営する小崎さん、仕事で東海地区を掛け巡り時には地元の居酒屋「仁海」で仲間と楽しくやってるそうです

初めての漁師町で、知らない人とのこんな出会いや偶然の出会い・・・しみじみ来て良かったと思います
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「KOSAKI」の小崎さんや、網元なおきグループの親父さんと、いつかまた偶然の再会もあるかも

瀬戸内クルーズや屋久島クルーズでも各地で出会った人達との偶然の再会に感動しました

クルージングという奥深い趣味に益々魅かれてしまいます

今回のクルーズでオリオンの泊地リストに追加された相差港、来シーズンの楽しみがまた一つ増えました
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