アンカーは1本あればで十分というフネは結構多いと思いますが、オリオンは3本のアンカーを積んでます
クルージング艇としては平均的でしょうか
船首にはアンカーローラーに乗ったブルース型
釣りなど、海上で振れ回しで係留するとき、フネの向きが180度変わっても走錨せず安心です
といっても、使うのは年に数回の釣りや花火見物のときくらいですが。。。
コクピットロッカーには12kg中村技研バルカンアンカー
カタリナ30の頃に強風用として購入したものですが、幸いにもまだ一度も使ったことが無い
それと船尾のパルピットに掛けてあるダウンフォース型
漁港用として槍着けやビームアンカーなど一番頻繁に使っており、泥地にはがっちり食い込み、それでいて抜くときは二綱を引いて簡単に抜錨できる
カタリナの頃は、船尾に付けたブルース型を漁港で使ってました
二綱を付けていても抜錨には毎回苦労してましたから楽に抜けるダウンフォースは気に入ってます
それだけに、振れ回しには怖くて使えませんが。。。
あと海底の泥が少ない海域用に、唐人アンカーが欲しいところですが、置き場所が無いので。。。
□■□■□■□■□ □■□■□■□■□
で、本題のアルミアンカーに取替えた理由なのですが、以前のカタリナと違って海面近くで船尾が張出したナウティでは、アンカーを船尾から上げ下ろしするときに、ゴツゴツとアンカーを船体に当ててしまう
(船尾が垂直に切り立ったカタリナでは、後付けしたアンカーローラーがとても調子良かった)
船尾に当たらないようにするには、斜め後方へアンカーローラーを長く改造して取付けなくてはならず、強度や美観の問題もあり、カタリナのように簡単にはいかない
ということで、アンカーを打つ時は船尾からではなく、コクピットの横から、つまり、ビミニトップの支柱前から打つようにしている
ここなら船体にアンカーを当てずに作業できるし、引揚げるときも力が入れ易く暫くはこの方法で続けて見た
しかし、先月の屋久島と、今月の佐久島とで2回ほど失敗した
□■□■□■□■□ □■□■□■□■□
佐久島のときは、玉城さんと二人だったので安心して槍付け作業に入った
投錨地点少し手前から片手でアンカーを水面へ垂らし、もう片方の手でラット操作し、投錨地点でアンカーを降ろし係留する岸壁へ向かう
ガラガラとチェーンが繰り出されるのを片手で支え、チェーンからロープに変わったところで手を離し操船に集中
ロープはどんどん繰り出されていく
だんだんと岸壁が近付き、ふと見ると繰り出されているはずのロープが止まっている??!!
何とロープがパルピット付近で引掛かっりアンカーを引きずっている!
すぐ解除するものの既に手遅れでアンカーは効かない
既に岸壁へ着いたオリオンは、斜め後ろからの風に流される
すぐ隣にはモータークルーザー、そこへ貼付く寸前フネを手で押さえてしのいでいる間に、船首は風下に流されパルピットが岸壁をガリガリ引っ掻いている
バタバタしつつも何とか離岸、アンカーを打直し事なきを得た
屋久島の宮之浦港でケッジアンカーを打つ際も、同じようにフェンダー辺りに引っ掛かり、かなり岸壁に近いところにアンカーが入ってしまったけど、このときは運良くしっかり効いてくれた
横からでは両舷とも、ごちゃごちゃしておりロープが引っ掛かりやすい
やはり余分な物が少ない船尾、トランサム越しに打った方が良い
ということで、腕を伸ばして打てるほど超軽量アルミ製のフォートレスアンカーを使うことに
実はこのアンカー、今のフネを中古で購入した時に箱入り新品のまま置いてあったもので、今回初めて使ってみた
今使用しているダウンフォース型10kgの1/3弱、僅か3,2kgと超軽量、片手で楽々〜
チェーンまで軽量化できないけど、それでも今迄より遥かに楽です
佐久島東港で使用したときは海底にしっかり食い込み、今迄のダウンフォース型と比べ抜くのに苦労しました
ブレード先端が結構尖っているせいでしょうか、
一旦抜けてしまえば、軽いアンカーなので片付けも楽々と、老人に優しいアンカーです
有名なエコーポイントの西郷さんも、趣味というほど毎回のように槍付けしてますが、このアンカーを使用されているというので安心感があります
これでアンカリング作業の負担が減ればアンカー使用回数も増え、安全度や快適度もグッと上がることでしょう
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クルージング艇としては平均的でしょうか
船首にはアンカーローラーに乗ったブルース型
釣りなど、海上で振れ回しで係留するとき、フネの向きが180度変わっても走錨せず安心です
といっても、使うのは年に数回の釣りや花火見物のときくらいですが。。。
コクピットロッカーには12kg中村技研バルカンアンカー
カタリナ30の頃に強風用として購入したものですが、幸いにもまだ一度も使ったことが無い
それと船尾のパルピットに掛けてあるダウンフォース型
漁港用として槍着けやビームアンカーなど一番頻繁に使っており、泥地にはがっちり食い込み、それでいて抜くときは二綱を引いて簡単に抜錨できる
カタリナの頃は、船尾に付けたブルース型を漁港で使ってました
二綱を付けていても抜錨には毎回苦労してましたから楽に抜けるダウンフォースは気に入ってます
それだけに、振れ回しには怖くて使えませんが。。。
あと海底の泥が少ない海域用に、唐人アンカーが欲しいところですが、置き場所が無いので。。。
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で、本題のアルミアンカーに取替えた理由なのですが、以前のカタリナと違って海面近くで船尾が張出したナウティでは、アンカーを船尾から上げ下ろしするときに、ゴツゴツとアンカーを船体に当ててしまう
(船尾が垂直に切り立ったカタリナでは、後付けしたアンカーローラーがとても調子良かった)
船尾に当たらないようにするには、斜め後方へアンカーローラーを長く改造して取付けなくてはならず、強度や美観の問題もあり、カタリナのように簡単にはいかない
ということで、アンカーを打つ時は船尾からではなく、コクピットの横から、つまり、ビミニトップの支柱前から打つようにしている
ここなら船体にアンカーを当てずに作業できるし、引揚げるときも力が入れ易く暫くはこの方法で続けて見た
しかし、先月の屋久島と、今月の佐久島とで2回ほど失敗した
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佐久島のときは、玉城さんと二人だったので安心して槍付け作業に入った
投錨地点少し手前から片手でアンカーを水面へ垂らし、もう片方の手でラット操作し、投錨地点でアンカーを降ろし係留する岸壁へ向かう
ガラガラとチェーンが繰り出されるのを片手で支え、チェーンからロープに変わったところで手を離し操船に集中
ロープはどんどん繰り出されていく
だんだんと岸壁が近付き、ふと見ると繰り出されているはずのロープが止まっている??!!
何とロープがパルピット付近で引掛かっりアンカーを引きずっている!
すぐ解除するものの既に手遅れでアンカーは効かない
既に岸壁へ着いたオリオンは、斜め後ろからの風に流される
すぐ隣にはモータークルーザー、そこへ貼付く寸前フネを手で押さえてしのいでいる間に、船首は風下に流されパルピットが岸壁をガリガリ引っ掻いている
バタバタしつつも何とか離岸、アンカーを打直し事なきを得た
屋久島の宮之浦港でケッジアンカーを打つ際も、同じようにフェンダー辺りに引っ掛かり、かなり岸壁に近いところにアンカーが入ってしまったけど、このときは運良くしっかり効いてくれた
横からでは両舷とも、ごちゃごちゃしておりロープが引っ掛かりやすい
やはり余分な物が少ない船尾、トランサム越しに打った方が良い
ということで、腕を伸ばして打てるほど超軽量アルミ製のフォートレスアンカーを使うことに
実はこのアンカー、今のフネを中古で購入した時に箱入り新品のまま置いてあったもので、今回初めて使ってみた
今使用しているダウンフォース型10kgの1/3弱、僅か3,2kgと超軽量、片手で楽々〜
チェーンまで軽量化できないけど、それでも今迄より遥かに楽です
佐久島東港で使用したときは海底にしっかり食い込み、今迄のダウンフォース型と比べ抜くのに苦労しました
ブレード先端が結構尖っているせいでしょうか、
一旦抜けてしまえば、軽いアンカーなので片付けも楽々と、老人に優しいアンカーです
有名なエコーポイントの西郷さんも、趣味というほど毎回のように槍付けしてますが、このアンカーを使用されているというので安心感があります
これでアンカリング作業の負担が減ればアンカー使用回数も増え、安全度や快適度もグッと上がることでしょう
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コメント
コメント一覧 (8)
めったにアンカーをしょうしない、と言うか、ここ数年、使わないから、多分
相当もたつくと思われます。
練習します。
結局今はブルース10kgを使っていますが、このブルースを買う時、その軽さが魅力でかなり迷ったんですよねぇ・・・
スタンのアンカーローラー欲しいですよね。
Dolphinにスタンのアンカーローラーの設置を検討していた時に見たWebページでは321だとヒンジで跳ね上げるような折りたたみ式のアンカーローラーを設置している艇の写真をみかけましたが・・・。
http://karano.exblog.jp/4925188/
近くの佐久島はアンカリングの良い練習場です
日曜日はいろいろなヨット、ボートが遊びに来ますが、係留に苦労している艇に乗り込み手助けする人もいて、好きな泊地のひとつです
中にはアンカーロープが足らずにやり直したり、ぺラにロープを絡ませる艇(私です)や、中には初めから横抱きするつもりで、アンカーもフェンダーも積まずに他艇頼りのボートなども
こんな島がすぐ近くにあって、ほんとに恵まれてると思います
ナウティ33のダブルエンダーアンカーローラー取付に苦労しますね
321の跳ね上げ式のアンカーローラー、良く考えたものですね
純正みたいですが、スターンの形状を変えた方が良いのに〜と思ってしまいます(笑)
クルージング艇の321に、あのスターン形状は不向きです
帆走りの良さをアピールしてるみたいですが、中途半端に古臭いです
最新の艇は一昔前のような垂直のスターンで使い易そう、キャビンも広くなるし。。。といってもナウティ321がモデルチェンジしても、到底買えませんけど(笑)
傾斜したスターン形状は桟橋など低い岸壁にスターン着けすることが想定されているんでしょうか?
ナウティ351がたしか垂直スターンでしたね。中古で出ているのを見たことがありませんが・・・
純正のスターンのアンカーローラーは高いでしょうから、ステンレスのアングルやらチャンネルやらで作ってしまったらどうでしょう?
フォートレスがすっぽり収まるように市販のアンカーデービットを少し延長して、丈夫なヒンジをつけるだけでも良いかもしれませんが・・・
フォートレスの軽さはアンカーローラー必要なしですか?
そんなお宝があったとは!
やはり、東京湾の船はあまりアンカーを使わなかったのでしょうね。
我々の艇も、もうひとつ欲しいと思っていましたので、
有力な候補になりそうな製品ですね。
が、漁港では逆に使えませんね
ナウティ351ですか、知りませんでした
> フォートレスがすっぽり収まるように市販のアンカーデービットを少し延長して、丈夫なヒンジをつけるだけでも良いかもしれませんが・・・
実は以前からナウティのスターンパルピットを1mくらい後方へ伸ばし、ステンでスノコを張ってアンカーロープやオーナーズチェア、などのデッキを、ソーラーアーチと組み合わせて作りたいと思ってます
当然、アンカーローラー等も
2012年の盆クルーズで、大トライアングル帰路のヨットが付けているのを見てオリオンにもいつか、と思ってますhttp://blog.livedoor.jp/orionhyodo/archives/51448948.html
> フォートレスの軽さはアンカーローラー必要なしですか?
絶対にあった方がいいですよ、アンカーローラーに乗せたままチェーンを付け、海へ押し出すだけですが、アンカーローラが無いとアンカーの脱着或いは収納片付けが必要で結構面倒です
新品のカッパ上下とか、膨張式ライフジャケットやボースンチェアー、ハンドベアコンパス、セールのリペアキット、ジャックライン、それとライフハーネスとハーネスラインは4人分出てきました(笑)
でも、フォーレストアンカー以外は既に複数持っていたので、在庫が多くなっただけでした(笑)