2013/7/14.15

いつもの大型連休では安乗沖を通り、さらに南下していきます

なので、ここまで来ると、いつものように先へ足を伸ばしたくなります

勝浦は無理としても古和浦辺りなら。。。

しかし予報では、月曜日の午後からの天候が不安定な感じだったので、三河湾内の篠島へ向かうことに

出港の前にエンジンを点検すると、エンジンの僅かな隙間から見えるエンジンベッドの辺りに、漏れたらしい黄緑色の冷却水が溜まっているのがチラリと見えた

エンジンを掛けると滴りがあるようだが、どこから漏れているかわからないので、とりあえず冷却水を補充してみると１Ｌも入らない

帰ってから調べればいいだろうと、思ったときに見つかりました

冷却水が溜まっていた辺りばかり探してましたが、何と漏れはエンジン上部から出ているホース

一番目に付くはずですが、見落としてました

幸い長さにも余裕があったので、傷んだ部分をカットして取り付け直し、修理完了




８：１５　安乗漁港　出港　

お天気も良く９：００過ぎには北寄り１６ｋｔの風で帆走に入るも、この辺りは毎度の逆潮で速度は３〜４ｋｔ

近いので、急ぐこともなくノンビリ帆走


コクピットテーブルの足は、昔キャンプで使っていたゴミ袋用のスタンドを利用しました

折畳みで収納も楽だし、レジ袋を掛けると空き缶などゴミ捨てに便利〜



帰路の伊良子水道航路は、またまた本船の通航ラッシュ

ストレートに横断できず、進路を変え航路と並走し本船をやり過ごすタイミングを計り。。。それ！と横断開始

次の本船が来るまでにエンジンフル回転で航路から逃げ出します

この日も不安定な天候で、また黒雲が広がってきた

篠島も近づいたので、早めにジブメインともセール巻取り　　　

メインファーラーにも慣れてきました

幸い天候は荒れることなく、17：10　篠島着　35マイル　　

入港直前、城寿司へ電話すると、今日はもう閉店して御飯も無いとのこと（ＴДＴ）

久しぶりで楽しみにしてたのにな〜〜、どうしたものか。。。今から佐久島へ行ってもお店は閉ってるだろうし。。。

でも明日は漁は休みというので、先回のような漁船のヒドイ引き波に起こされること無く、静かに寝られるかもしれない

気を取り直し、指定の係留場所である製氷所前の浮き桟橋にある廃船に横抱き

城寿司以外の、お店を聞いて歩くけど、係留場所からは結構遠い。。。ようやく見えてきたお店に近づくと。。。あちゃ〜閉ってる。。。。

時間が早すぎたようで、まだ開店前でした

他の店も同様に閉ってる、カメラ代わりの携帯をフネに忘れたこともあり再びフネへテクテク。。。

もうテンション下がりっぱなしだ〜。。。

フネへ戻ると、真っ先に冷えたビールを出し、しばらく休憩　もう飲まなきゃやってられない

当然ながら、もう歩くのは面倒

結局、シャワー代わりのペットボトル2本で汗を流し、翌日用に多めの御飯を焚いてカレーと焼鳥の缶詰で夕食を済ませて就寝

オリオンを漁船に押付ける西よりの強風が続きましたが、おかげでキャビンには風が通り、暑さ知らずで快眠できました

早めに寝たこともあって、翌朝は暗いうちに目覚めたのですが、エンジン音が聞こえたと思ったら突然の左右の大揺れ！！

ドシンッ！と漁船に当たる衝撃

市場は休みですが時折通る漁船は速度を落とさず、中にはすぐ近くを勢いよく走り抜ける漁船もいます

そんなときは、ひどい引き波を受けたオリオンは、大きな俵フェンダーを付けていても横抱きした漁船に打ちつけられて悲鳴をあげます

普通の葉巻型のエア-フェンダーだけでは、ハルやスタンションに損傷を受けてしまう

どんよりとした厚い雲のため遅い夜明けを待ち

５：００早々に篠島漁港を出港する

肌寒く冬物のジャンパーを着

西寄り８〜１０ｍほどの風に押しつけられるオリオンは、離岸に一苦労

追い打ちをかけるように、雨も降り出してきた

幸い雨は30分ほどで上り、陽が出てくると先ほどの肌寒さから蒸し暑さに激変、再びＴシャツへ



マリーナへ到着する頃には微風となり、７：００マリーナ到着　12マイル　（3日間79マイル）

ブログとしては何とも面白みのないクルージング記になってしまいましたが、今回の久々シングルクルーズ

少しですがナウティに馴染めた感じのクルージングでした

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