2013/3/27

2週間ほど前のこと、玉城さんとディクルーズに出たときの天候の急変には驚かされた

今までにもそのようなことは、たまにあって去年の盆クルーズでも、旅先の田辺YHを出港した直後に天候が急変し、ヘロヘロになって田辺YHへ逃げ帰ったりしている
http://blog.livedoor.jp/orionhyodo/archives/51448672.html
この時は沖から迫りくる黒い雲で、天候が悪化することは、ある程度分かっていた

でも、数週間前の急変は少し違っていたのです

その日、昼過ぎからは低気圧の接近で強風の予報だったものの、朝からずっと無風でモヤって霞んだ景色は穏やかそのもの

昼まで時間もあるので、海上散歩にでることに

もし強風の前兆を感じたら、すぐ帰れば良いとタカをくくっていた

薄曇りで霞みのかかった海上は2〜3mの微風で、他にクルーザーヨットが2艇
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どこへ行くあてもなく2〜3ノットで流しているうちに、ハーバーのすぐ南にある大島へ立ち寄ることに

午後から荒天が予報されてるせいか、桟橋は貸切で久し振りに大島へ上陸しようと、舳先を島に向けて桟橋へ横付

舫いを2本取り終わったとき、北寄りの風を顔に感じ、その方向の海を見て驚いた

波一つ無い海面の300mほど沖、一面に海面がざわめき、こちらに向かってくる!

ブローが入ったときの海面のさざ波のスケールの大きいヤツだ!

これは大変だ!と、舫いを終えたばかりの玉城さんに、今からすぐ帰る!!と大声で告げ、風下のバウの舫いを解く

する間に10m以上になった北風は、船尾からドジャーに風をはらむように受け、フネは揺れに揺れ

いまにも駆け出そうとロープを引っ張る犬のように船尾の舫いロープを引いている

迂闊に舫いロープを解いたら、艇に乗り込む前に脱兎のごとく波打ち際の浅瀬へ突き進みそう

舵を握る玉城さんに、後進を掛けて回転を徐々に上げてもらうと、艇は少し落ち着きを戻し

タイミングを見て舫いを外すと、艇に飛び乗り回転をあげて旋回し島を離れた

海上は30ノットを越える北風に、あちこちで白波が立ち機走だけでは速度が出ないので、ジブセールを開きハーバーへ舵を向ける

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クローズリーチの風を受けジブセールのみで7ノットで飛んでゆきます

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スプレーを浴びつつようやく帰港

しかし、ハーバーの中も強風が通りぬけるので、まともに横風になるバースへ入るには、お隣の艇に張り付いても大丈夫なように大きいフェンダーをセット

有難いことに、ハーバー仲間が舫いを取るためバースに待機してくれてます

そして普段より早い速度でバースへ突入!

艇は何とかバースに滑り込んだものの、行き足のついた艇はフルアスタンでも止まり切れず、でも桟橋のスチロバールのおかげで軟着陸です
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それでも艇はあっという間に、お隣さんの艇に横抱き状態、何とかハーバー仲間の助けを借りて係留を完了しホッとしました

去年の盆クルーズのように、前線の通過などで急に荒れることは今までにもあったのですが

空模様は全く変わらないのに、あれほど急激に無風から強風に急変、というのは初めての体験でした

昼から荒れることは判っていたのですが、風の出る気配があったら逃げかえれば良いなど浅はかな考えでした

今回のことは、自然を甘く見た自分の判断ミスでしたが、予想もつかない自然の一端を体験できたのは、自分にとって有意義でもありました


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