2012/7/29

先日届いたばかりのGPS「フルノGP1670F」を取り付けてみました

計器を収納するナブポッドから、今まで使用していたワイズギアYF-6000を取り外し、フルノに付替えます

ナブポッドの開口より、高さ寸法の小さいフルノに合わせるため、フルノ用に開口したアクリル板を作り、ナブポッドの上から貼り付けて納めた
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配線は今まで通りラットガードのパイプを通したが、振動子のケーブルを通す余裕がないのでラットガードのパイプにもう1本アルミパイプを沿わせて配線

電源を入れてみると、旧式のワイズギアより綺麗な画面で内蔵アンテナにもかかわらず衛星の受信も早い
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がっかりしたのは、画面のスクロール

カーソルの移動でしかスクロールできないので、カーソルが画面の端まで移動するのを待たなくてはならない

実際は慣れないので、つい行き過ぎて又、反対側へカーソル移動の連続でイライラ

別の方法では、画面縮小→カーソルを目標へ移動→画面拡大という操作だけど、こちらの方が確実です

ワイズギアの、スクロールのボタンを押すだけでダイレクトに移動する画面に慣れた身としては、なんともカッタルイ

小さい画面ゆえ、スクロールを多用する身としては何とかしてほしいところ

それに、操作するカーソルパッドはスイッチがやたら固く、指に力を入れて押さないと動かないので、つい移動しすぎて戻したりと微調整が難しいし、指も疲れます  点数をつけるなら30点といったところか

しかし、シンプルなワイズギアと比較にならない色々な機能、これは自慢したいところですが,私自身よく解ってないので・・・・私には猫に小判かもです・・・
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チャートはフルノnew pec、クルージング派にとって気になるところですが、.水深の入った等深線のデータがとても少なく、知らない海域や漁港など不安です

比べて旧式のワイズギアYF-6000は詳しく、しかも好みに応じて2m・5m・10mなどと表示したり、或いは消したりできるので、とても使いやすいものでした

(あとで、カーソルを当てれば水深などデータが表示されると判りました)

フルノGP1670Fを酷評してしまいました、でも使いこなせるようになれば、きっと手放せなくなるでしょう

このブログも、あっさり訂正するかもしれません

ということで、ここに書いたことは素人の戯言ということで、お許しください

追記、操作性などで随分酷評してしまいましたが、その後使用して思ったのは標準装備のフルノ版ニューペックが素晴らしい!

フルノ版というのは、重たいニューペックを軽くするため、データを減らしたらしいのですが普通のクルージングならこれで上々です

日本水路協会のERC全国版地図を使用したGPSでは、瀬戸内海はとても詳しいのに、長崎九十九島を見ると暗礁等のデータが無くてスカスカ、これではパールシーには危なくて入れません

その点ニューペックは、チャートにばらつきが感じられず四国、九州、沖縄など不安なく使用できました

チャート以外の機能も良く、潮汐のグラフは現在地の最寄りの港のデータが出るので、漁港では水深の心配や舫いロープ、脚立の用意など必要なことが簡単に分かります

瀬戸などの潮流も画面に現れる潮流の矢印とカーソルを当てることで現在の潮の速さも方向も分かります

しかし、航跡は出荷時の設定では大雑把すぎるので精度が上がるよう調整したところ、沖縄往復では帰路に入ると進んだ分だけ、出航時の航跡がどんどん消えていく始末でしたが、それほど重要な問題ではありません

フルノGP1670Fは、クルージングの大切な相棒です


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