この土日の休日は、とても暖かく穏やかな風は絶好のヨット日和でした

しかし土曜日は我家の恒例行事のひな祭り。  朝から親戚一同集まって飲んでました
知人のヨットロココ(ナウティキャット33)は五ヶ所へクルージングに出ているというのに〜・・・・・気持ち良いお天気が恨めしい〜



翌、日曜日の朝は薄曇りで風も無いお天気に、中々手が付かなかったフォアステーの調整を思い立った

以前から気になっていたマストの揺れ対策として、フォアステーのターンパックルをめいっぱい伸ばしてマストのレーキを大きくしてみたかったのです(これが有効かどうか疑問、というのは承知してますが)

この作業は、ファーラーのドラム部分を一旦、取外さないと出来ない作業ですから、なかなか面倒なのです

ハーバーに到着すると、即作業開始   キャビンに腰を落ち着けると、作業する気が無くなってしまいますから(笑)

まずジブセールを外し、バックステー、サイドステーを弛め

係留したまま桟橋から作業しやすいよう、係留ロープを緩めバウを目一杯桟橋に突き出します

それにしても暑い! 予報とは裏腹に、よく晴れ汗ばむほどの陽気に、たまらずTシャツに着替えてビールで一息
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チェーンプレートから外したフォアステーに紐を取付け、ドラム部分を抜き取ると隠れていたターンパックルが出てきます
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これを目一杯伸ばしても2cmほどですが、とりあえず調整完了

ばらすのは簡単ですが、組み直すときは大変です
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しかし有難いことに会長が手を貸してくれました  いや〜助かります  その後、磯部さん今泉さんからも有難い救援を受け作業が進みます

しかし、アクシデント発生!!  毎回無事に作業が終わらないのは、まるでお約束のよう・・・

ポチャリと何かが落ちる音に、よく見るとドラムの中の部品が無い〜!!Σ(゚д゚;)

このエンドレス型のファーラ―は、もう生産されておらず、落としたのは代替えのきかない大事な部品です

でも、すぐに見つかるだろうとタカをくくって3mmのウエットスーツの上着だけ付けて海へ飛び込むと、その寒いこと!!  ヒ〜ッ チメタ〜ィ〜!!

しかし、海底付近は予想以上に濁っており、見つからない(TДT)

海から上がり、すぐにウエットスーツ上下に着直し再度海中へ

しかし視界不良の中わずか5cmほどの黒い樹脂製の部品は見つけにくく、おまけに先ほど飲んだビールと寒さのせいで息が続かない

海底の、カキやイガイの密集するデコボコ地帯や、平らなヘドロ地帯などに顔をぎりぎり近付け、泥をまきあげないように静かに移動します

浮上するときは桟橋や船底にぶつからないよう気を付けて、ゆっくり浮上

潜る回数を重ねるうちに探す範囲も、だんだん広がり、これはちょっと厳しいかなと思い始めたころ、目の前に黒い部品が・・・ヤッタ〜!!これで冷たい海から上がれる!!

ようやく見つかり一安心、落とした場所から1mほどずれた位置の、水深3mほどの所にありました

すぐに着替えて作業再開しますが、寒さに震えて細かい作業がやりにくい

それでも、辛抱強くお手伝い頂いたことで、無事作業完了  全く感謝感謝です

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これで、どんな結果が出るか楽しみです

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