以前から、オリオンのギヤレバーは硬かったのだが、最近は更に重くなり両手でレバーを操作することも度々

そして、とうとう佐久島で、レバーを入れデッドスローで前進・・・のつもりが、ギヤ―は入っておらず、風に流され初めて気付き慌てることに

このときは、レバーを更に押さえ付けると、何とか入るので助かりましたが

しかし、この調子では突然バックギヤに入らなくなり、岸壁などにに衝突なんて事態になるかも・・・

実際、同じハーバーのフネが、停止しようとバックギヤを入れ、回転を上げ停止しようとしたら、逆に加速し桟橋に衝突したり

別のフネは、バックに入らないことが走行中に分かり

スキッパーが指示する都度、クルーがギヤBOX側のレバーを手で操作し無事帰港し
たこともあったが、シングルでは絶対無理です

原因は色々あるでしょうが、こんなことになる前に修理せねばと思いましたが、ぺデスタルポストをバラしたり、ワイヤーケーブルを取替えなど私には荷が重い

そこで、蒲郡海洋サービスの井上さんにお願いしました

しかし・・・猛暑日の午後から作業開始  暑くて大変だ・・・

偶然、お隣の五機さん(ヤマハケッチ)もキャビン床板張り工事です (中は蒸し風呂でしょう、夏の作業は体力勝負ですね)

蒲郡海洋サービスの井上さんが到着する前に作業の準備をしておきます

まずは、ワイヤーケーブルの経路中間にあたる、コクピットロッカーの荷物を全て出す
写真には写ってないけど、とにかく沢山!
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この作業だけで、体中汗ビッショリ  気持ちわり~

到着した井上さんが、ギヤBOX側を調べると、ギヤが前進に入らないのはワイヤーが伸びてしまったのが原因と分かった

しかしギヤBOX側のワイヤーを取外しても、ギヤレバーの動きが重い (コンパスの手前、黒いレバー)

ワイヤーケーブルの劣化と、取り回しが悪く、キツイ曲りが操作の抵抗になっているようだ

ということで、もう少し長いワイヤーケーブルに取替えることになった

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ワイヤー取替えの為、ぺデスタルポストのコンパスを取外そうとすると、計器のBOX,ナブポットに当たり外れない

今度はナブポッドを外して、落ちないようガムテープで、ぐるぐると仮止め
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コンパスは外れましたが、アクセルとギア2本のワイヤーはびくともしない

懐中電灯で覗くと、40cmほど下、ポストの中間でサドルで固定されているのが僅かに見える  

当然、手も入らない  

作業難航のため、作業範囲は広がってゆき、ラットの駆動部分、コードランドのワイヤーを外し、ぺデスタルのチェーンを緩めたり

こんな調子で作業範囲が広がり、難航します

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そして・・・何とか取外し成功!  

長さを計り、もう30cmほど長い物を注文してもらい、今日の作業を終えました
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しかし、このままにして帰る訳にはいかないので、またコクピットロッカーに、荷物を仕舞い、ナブポッドを取付け掃除を終えると、ようやく一段落です

フリーになったラダ―は、初めて使うエマージェンシーティラーで固定しました

しかし、この短いティラー、荒れた海で使える?
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外すのに苦労しましたが、取付けはもっと大変でしょう  暑い中の作業、考えただけでもバテそうです


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