以前、帆走中オートパイロットのラダ―センサーが外れフネが急旋回し,あわてたことがあった

原因は、ラットのコードランドに取付けたラダ―センサーのボールジョイントが外れたこと、そのセンサーはスプリングで引張っているので、ジョイントが外れるとセンサーが一杯回ってしまい、誤った信号をオートパイロットに送ってしまう

危険なスプリングなのだ

そのときはすぐ復旧出来たが、その後再たび同じことがあり思い切って取掛ることに

ラダ―センサーの位置をずらす作業だが、狭いところへ取付けたセンサー、なかなか大変です

ロープなど荷物を出して空にしたコクピットロッカーに入り、隔壁とビルジの排水ホースを外すと、四角く開けた穴に手を突っ込みラダ―センサーを台座ごと引きだす

PB140258荷物














PB140259ロッカー1

























FRPの隔壁を切りぬいた穴に手を突っ込むので、手がヒリヒリする

センサーの位置を変え、再び穴の中へセットし操作パネルの画面で位置を確認するが、中々位置が決まらない

何回か繰り返しセット完了するも、ラットを一杯切ると、コードランドにセンサーのシャフトが当たる、これをサンダ―で削ったり

PB140261あな














アクセルとギヤのワイヤーが干渉するのでFRPの穴を広げたりしているうちに、ドライバードリルの電池が切れ、充電するついでにキャビンで休憩することに

キャビンで一服していると、どこからかジャバ ジャバと水道の水を出している様な水音が?・・・・それも、すぐ近くで・・??

キャビンから出てびっくり

ゲッ!コクピットロッカーの床に水が溜まっている!

PB140267センサー














運悪く、ビルジ排水の自動スイッチが入ってしまったようで外したホースからビルジが放水されたようだ  

すぐ元スイッチを切り、雑巾とバケツを持って作業開始です  

おかげで汚れてたロッカーがピカピカ

ひたすら作業を続け、加工が済む頃には辺りは真っ暗・・・照明で照らしながらの作業でしたが無事完了

これで肩の荷が一つ下りました


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