オリオンのキャビンにはヨットを中心とする海に関する本谷雑誌が置いてあり、荒天や夜などの楽しみのひとつになっている

ヨットに慣れないゲストが、長時間のクルーズ中の退屈しのぎにキャビンで本を読んだりもする

なかでも斉藤健次著「まぐろ土佐船」(小学館)はそんなゲストにも評判が良い

2000年12月発行の作者自身が体験したドキュメントだが既に読んでる人も多いと思う
まぐろ土佐
あらすじは、フリーライターの仕事に行詰った作者が28歳の時、新聞で見た遠洋航海の記事に好奇心をかられる

東京からいきなり高知県室津漁港へ赴くものの船員採用の壁は厚く、相手にもしてもらえない

それでも1年半後ようやく採用され、長い航海の苦闘が始まるというもの
おすすめですよ

そのマグロ漁船も今は漁獲規制により漁船の削減を余儀なくされ、約1000人の漁業者が職を失うという

将来、遠洋漁業も様変わりして、まぐろ土佐船などは本の中でしか、お目にかかれない日が来るかもしれないね

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