2008/ 4/30

4月30日 晴 午前5時起床 

デッキに出ると薄くモヤのかかった五ヶ所浦は静かな湖のよう

鏡のような水面がオリオンを映している
五ヶ所浦係留

すぐ横の国道を騒々しく走る車やバイクがいない早朝は、昨日の雑然とした雰囲気はなく落ち着いている。

予報通り、2日の天気が崩れそうなのでこれ以上は南下できない

ここから帰路に着くことにし、波切港に向けて少し早い6時30分出航

時間に余裕があるため五ヶ所湾を周遊してゆくことに
もやの五ヶ所湾

五ヶ所浦の入江を抜け右の入江に入ると志摩ヨットハーバー

狭い水路で偶然にもヨットハーバーから出てきた海潮音とラピタと擦違う。

互いに手を上げて挨拶を交わす。

ヨットハーバーの入り口を過ぎたところでUターンし、五ヶ所湾西部のさざら浦港へ入る。 

7mほどの水深が漁港中ほどで4mほどになるが奥は又深くなる。

ここは静かな雰囲気で一晩過ごしてみたいところだ。

五ヶ所湾を出てると東に進路を向ける。

風は微風、波も静かなので、ワッチを玉城さんに任しキャビンでベーコンエッグ、コーヒー、トーストをつくりコクピットテーブルで朝食。

布施田水道をぬけ大王崎をかわすが、相変わらず風がなく機帆走。

玉城さんがケンケンを出すが今年は水温が低いのか全然つれない。

海鳥の姿も少なく風もつめたく釣れるような雰囲気ではない。

午後2時 波切港に到着

いつもの左奥の船溜りの岸壁に横付け係留。一応ケッジアンカーを打つ。
波切係留

これで3回目の波切港。 何となくホッと落着ける雰囲気だ。

灯台周辺の展望風呂に入りたいと思い、玉城さんと坂道を1時間も歩き回ったが無駄足におわった。

結局さらに30分以上も歩いて先回利用した、北のはずれの高台いにあるホテル「はるか」へ、。

ここの風呂は広く、湯につかりながら漁港の東側を眺めることができる。 タオル付700円

浴場の窓から漁港めがけて走るヨットが見える、やがてホテル下の岸壁へ着岸した。

風呂から出ると夫婦らしい二人がX36の係留作業をしていた。

作業中でゆっくり話はできなかったが、このヨットを清水から大阪まで回航する途中で時間があれば四国にもよりたいと奥さんがいっていた。

忙しそうなので、私たちのヨットの位置と、風呂と食事の店の場所だけ説明しその場を離れた。

食事は先回入った店を通り過ぎ細い通りを入ったところにある寿司屋へ。
ここへ入るのは2回目。

寿司屋というより、寂れた居酒屋のような店だ

まずはビールで乾杯。 刺身の盛合わせと、てこね寿司を注文する。
波切晩飯てこね寿司はチラシ寿司のような感じでなかなかうまい。 

トイレにたったとき、玉城さんが店の支払いを済ませていたので半分出そうと金額を聞いたが教えなかった。

満腹になり、いい気分でまだ明るい商店街をブラブラと歩いていると、先ほどのヨットX36の夫婦と出会った。

私たちに会いにオリオンへ来てくれたのだが留守だったので引き返してきたとの事。

何となく、そのまま別れてしまったが、せっかく訪ねてくれたのだからビールでも誘えばよかったのに、歩き疲れとビールと寿司で膨れた腹がつい億劫にさせてしまった

申し訳ないことをしてしまった

出会いの楽しさをふいにしてしまい反省です。


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