初代オリオン号(ヤマハ25マーク供砲鯒笋辰燭里3年前の2005年、30フィート艇に買替えのためヤフーオークションに出品した。
神島
40万円で出したのだが問合せは少なく、勤務先で確認したオークションは終了間際になっても変化は無くそのまま落札されずにオークション終了と思っていた

自宅へ帰ると、差出人不明のメールでヨット価格の問合せがあった。

名無しのメールで一寸怪しいとは思ったが、オークションで売れなかったと思い込んでいたので、値下げして35万円ですと返事を出しておいた。

ところが、オークション終了直前に落札されていた

あわてて、名無氏の問合せメールに売却済みメールを打とうとすると、既に名無氏から買いますと返事が来てしまっていた。

しかしフネは既に落札されているので、名無氏に断りのメールを入れると、何んとオークションの落札者とメールの名無氏は同一人物であった。

40万で落札しておきながら、名無しメールで金額を聞いてくるのも少し怪しいとは思ったが、言ってしまったものは仕方がない

汚い手を使って誤魔化されたような気分だが、とりあえず5万円引きの35万円で話は決まった。(※後になって、名無氏がヨットメーリングリストで大勢から非難を受けた時、苦し紛れに二重価格だったと、私を逆に非難したのはこの一件、全く筋違いな言いがかりです)

そして、危惧したとおり話は順調に進まなかった。

名無氏は、定年退職しこれから日本一周をするためにヨットの購入を決めたのだというが、ヨット経験も無く、船舶免許すらもっていない。

どうするのかと聞くと、時間はあるのでしばらくこちらで練習をしてもいいと。

そして船舶免許が取得できるまで引渡しを1ヶ月位待ってほしいといってきた。

しかたない、乗りかかったフネだ。ハーバーの保管料がかかるが仕方ない。

初心者ゆえ練習、回航などはフォローする気でいた。

その後も、売却されたことを知らない人から何件か問い合わせが来たが、全て断り名無し氏の回航を待っていた

ところが、話がおかしくなってきた。

購入が決定したのに、住所、氏名、連絡先を尋ねても中々教えない。

再三、請求すると「なんで教えなきゃならないの?」と言われ、あまりの常識の無さに呆れたのだが、ひょっとしたら痴呆老人かも、と疑うようになった

それでも渋々住所氏名等明かしたが、やはり一寸おかしい人かとの思いが強くなる一方だ

そのうち、「他に買い手が現れたら私をキャンセルして、その人に売ってもらってよい」と言い出した

自分の立場を全く理解できていない様子に、やはり思った通りの人なのだと確信できた

数日後には突然キャンセルのメールがきた。

理由は、「同型の実物を見る機会があり、一目見たら小さくて、あ、これはダメだと分かった」と・・・

メールは一方的で、ただの一言も謝罪の言葉は無い

落札から1ヶ月半ほどもたつのに、それはないだろうとも思ったが文句を言っても理解はできないだろう

そんな経緯をラピタさんのHPに顛末を書き込むと、それを見たヨット仲間がそのことをヨットメーリングリストの掲示板に書き込み、当然名無氏はネット上で多くの非難を受けた

その後、名無氏を名乗る(文体などからして恐らく本人では無い)者が反論の書き込みを始めた

先程の※事情で不要な値下げをしたことを二重価格などと筋違いな反論をしていたが、私が書き込みすれば中傷合戦は目に見えているので、一切無視することにして再度ヤフーオークションに30万円で出品した

しかし、また名無氏のような者に落札されては迷惑この上ない

ということで、今度は「いきなりの落札は無効」として出品した

幸い今度は問合せは桁違いに多く、その週の日曜日に2組の見学希望がすぐに入った

見学希望の一人、沼津市のNさんは、当初電話で今すぐ購入したいとのことだったが、先回のこともある

「あとでトラブッても困るので一度現物を見て納得の上にしてほしい」と私はお願いした

「それなら今からそちらへ(蒲郡市)へいきます」とNさん

土曜日の晩、ヨットで寝ていると真夜中にNさんから、「今到着しました」との電話

沼津からベンツで駆け付けたNさんの風貌に一寸ビックリ

スキンヘッドの巨漢!しかも口髭にツッパリのサングラス、ゲッ!そのスジの人か〜!!

とにかく、平静を装いキャビンに案内し話をする。

喋り始めるとNさんは、いかつい姿に似つかわしくない(失礼!)紳士で、夜明けまで話しが盛上り、他の購入希望はお断りすることになってしまった。

Nさんはヨットの経験が全く無いので、整備を済ませた数日後にラピタの菊池さんの助けを借り、私、新オーナーの3人で沼津まで回航することとになった。

新たに風神と名づけられたヤマハ25マーク兇燃郡を出港。

しかし伊良湖をかわし遠州灘へ出るとウネリが大きい。

遠州灘は大きな波が立つ、ときおり訪れる一際大きな波は何故か2個続けてやって来る

フネが波の山から谷に落とされる度に船首側にエンジンがあるマーク兇魯丱δ

その度に特大のバケツをぶちまけたような海水を頭からかぶる

カッパを着てても下着までびっしょり。

その都度、コクピットは池のように海水で満水になる

その後も真向かいの強風は強くなる一方で、ロデオのように上下するバウにしがみつきストームジブに取替へ何とか凌ぐ。

今から考えると、ずいぶん無謀なマネをしたもんだ

Nさんはこの回航でヨットの操作を練習するつもりだったが、このシケ模様でたちまちダウン

キャビンでマグロと化したまま全然動かない

Nさんの苦行は24時間も続き、そのあいだ身動きもしないNさんの様子は流石に心配になった

そんな時化も夜が明け沼津に近づく頃には、ようやく納まってきた

出航して33時間以上もかかった頃、朝日に照らされた美しい富士山が見え始めた

ちょうどNさんもキャビンから出てきた

暗い海を長時間、船酔いで苦しめられたNさん

夜明けの平和な海に浮かび上がる富士の姿に感動の面持ちでした

(写真はラピタさんのHPより拝借)
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宿で休養したあと、帆走の練習に

(写真はラピタさんのHPより拝借)
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でも、大揺れのキャビンで横になっているとき、あちこちぶつけたスキンヘッドの頭が痛そうだ

回航の詳細はラピタさんのHPで  http://www.page.sannet.ne.jp/hide/FUJINKAIKO.html

Nさんとは、その後も時々電話で話をするが、いつかヨットでNさんのいる沼津市に行く
のをが楽しみにしている。

仲さん田曽


その一年後、大型連休で再会し今度はオリオンに乗艇し

南紀クルージングを楽しんだが、またもや強風に襲われNさんは苦しむことになった

ラピタさんのHPより「2006黄金週間・東紀州クルーズ前編」http://www.page.sannet.ne.jp/hide/NIKKI2006GW.html


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